老人ホームで89歳認知症女性が他人の団子を食べて窒息 施設側に2250万円支払命令
4年前、四国中央市の老人ホームで、当時89歳の女性が白玉だんごをのどにつまらせ窒息したのは、施設側の注意不足が原因だとして女性の家族が損害賠償を求めた裁判で、松山地方裁判所は、施設を運営する会社に2250万円余りの支払いを命じました。
4年前の平成26年8月、四国中央市の老人ホームを利用していた当時89歳の女性が、別の利用者に出す予定の白玉だんごを食べ、のどにつまらせて窒息し、低酸素脳症などを発症しておよそ9か月後に死亡しました。
女性の家族3人は、施設側が注意を怠ったことが窒息の原因だとして、 施設を運営する松山市の有限会社「ほくと」に対し、4080万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしました。
28日の判決で、松山地方裁判所の西理香裁判長は、「女性は認知症であるうえ、背中が丸まった状態で、粘着性と弾力性があるだんごを口に入れればのどにつまらせて窒息することは予見できた。女性の手が届く範囲にだんごを置かないなど、注意義務を怠っていた」と指摘しました。一方で、「女性のほかの施設での食事内容や介護の状況が関係者から詳しく伝わっていれば、事故を防ぐことができた可能性もある」として、施設側の過失割合を7割と認定し、運営会社にあわせて2250万円余りを支払うよう命じました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20180329/8000000699.html
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4年前の平成26年8月、四国中央市の老人ホームを利用していた当時89歳の女性が、別の利用者に出す予定の白玉だんごを食べ、のどにつまらせて窒息し、低酸素脳症などを発症しておよそ9か月後に死亡しました。
女性の家族3人は、施設側が注意を怠ったことが窒息の原因だとして、 施設を運営する松山市の有限会社「ほくと」に対し、4080万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしました。
28日の判決で、松山地方裁判所の西理香裁判長は、「女性は認知症であるうえ、背中が丸まった状態で、粘着性と弾力性があるだんごを口に入れればのどにつまらせて窒息することは予見できた。女性の手が届く範囲にだんごを置かないなど、注意義務を怠っていた」と指摘しました。一方で、「女性のほかの施設での食事内容や介護の状況が関係者から詳しく伝わっていれば、事故を防ぐことができた可能性もある」として、施設側の過失割合を7割と認定し、運営会社にあわせて2250万円余りを支払うよう命じました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20180329/8000000699.html
取得元:You Tubehttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1962491.html