【悲報】コウメ太夫さん、闇営業をしてとんでもない目にあう

最新ニュース記事 , 2019年6月13日

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チクショー事件から少し時間を巻き戻そう。
母と息子の3人、生まれ育った実家で暮らしているコウメ太夫。
あるとき、地元の神社で催されるお祭りで、ネタを披露してほしいとのオファーが舞い込んだ。

「なんか、急に直(直接)で、“グージー”さんから連絡が来て……」
グージーとは、「初詣は神社で!」というスローガンを掲げた巫女のゆるキャラ、“ミコリン”の相棒……ではなく、宮司(ぐうじ)のことである。
もちろん、ゆるキャラの件は、筆者の与太話である。

“ぐーじー”ではなく“ぐうじ”だと一応指摘すると、「あっ、グージ? 伸ばさないんですね? ずっとグージーさんって……で、僕が中学校のときに、剣道をちょっと習ってて、そのときの先生が、グージーさんで……」

着古したTシャツの首元同様、一度伸びたものは戻らぬらしい。
要するに、彼にとって宮司は師匠、恩師にあたる人物。
断るのも気まずいので、引き受けたのだが、一つ問題があった。

「もう、(家から)むちゃくちゃ近くて……」

そう、神社からコウメ家は、目と鼻の先。
歩いて3分ほどの距離である。
そんなご近所で、コウメ太夫に変身するのは、斜向かいのお宅の人妻と不貞を働くようなもの……リスクは計り知れない。
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迎えた、お祭り当日。幼稚園から戻っていた息子の世話は母に任せ、神社へ赴くと、大勢の客でにぎわっていた。

「はじまったら、えらいことになった……」

と当時を振り返るコウメ太夫。
と言っても、彼の登場で人々がパニックに……という景気のいい話ではない。

その日、パニックに陥ったのは、1名のみ。
まったく、“チクショー!”である。

事の発端は、「(神社の)お祭りで“チクショー!”はやめてくれって……」
と本番前、宮司に言い渡された一言だった。

「チクショー!」=「畜生」……神聖な場所で絶叫するのは憚られるというのである。
宮司の言い分は理解できなくもないが、(じゃあ、なんで呼んだの!?)
と他人事ながら、ツッコまざるを得ない。


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当然、コウメ太夫は、「“チクショー!”を取られちゃったら、どうしたらいいのかなって……」
と途方に暮れた。

いや、無理もない。
切れ味はともかく、彼にとっては、伝家の宝刀。
かつての剣の師匠に、唯一の刀を奪われるとはなんとも皮肉な展開である。

古今東西、追い詰められた人間は、何をしでかすか分からない。
それが天下の奇人となれば、なおさらである。

「そのときは、『アンパーンチ!』みたいなのをやりました……」

(ん?)
さっそく分からない。


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コウメ生涯最高に面白い


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軽快な文章で草



取得元:You Tubehttp://kanasoku.info/articles/120595.html