「アンパンチ」で子供が暴力的になったと心配する親…バイキンマンをやっつける描写は悪影響

最新ニュース記事 , 2019年8月11日

1 名前:Egg ★:2019/08/11(日) 08:18:36.43 ID:eSjjrc3s9
main-qimg-219f421aa3d00015cad43249c5fea162大人気アニメ「アンパンマン」は、主人公のアンパンマンが、悪さをするバイキンマンを「アンパンチ」でやっつけますが、この場面を見た乳幼児が「暴力的になる」と心配する親の声がネット上で見られます。アンパンチでバイキンマンをやっつけ、「めでたしめでたし」とする話の流れが、「暴力で物事を解決すること」をよしとする考えを植え付けないかという意見です。逆に「全く影響ない」とする声もあります。

アンパンチがバイキンマンをやっつける描写など、子ども向け番組の「暴力シーン」は、乳幼児に何らかの悪影響を与えるのでしょうか。メディアの暴力描写が子どもに与える影響に詳しい、創価大学文学部の渋谷明子教授に聞きました。

好きであるほど同一視しやすい

Q.そもそも、乳幼児がテレビ描写から受ける影響は大きいのでしょうか。具体的にどのような影響がありますか。

渋谷さん「乳幼児はテレビに限らず、見たものを模倣し学習していきます。お父さんやお母さんの言葉・行動、周囲の人の言動、テレビのキャラクターの言葉・行動なども含まれます。例えば、ダンスやトレーニングの映像を乳幼児が見て、その映像をまねている動画を見る機会があると思います。興味を抱けば、それが教育的によいか悪いかに関係なく、子どもたちはまねをするでしょう」

Q.アンパンマンが「アンパンチ」でバイキンマンをやっつける描写は、乳幼児に悪影響を与える可能性がありますか。

渋谷さん「可能性はあると思います。アンパンマンを好きであれば好きであるほど、主人公を自己同一視しやすく、影響を受けやすいでしょう。アンパンマンに限らず、たたいたり殴ったりするキャラクターのまねをする可能性はあります。

そうしたシーンから、『暴力が問題解決のための有効な手段』だと学習してしまう可能性もあります。メディアの暴力シーンに関する実験研究で、『復讐(ふくしゅう)、悪漢を倒すなどの動機がある』として暴力が正当化された映像を視聴した場合、『暴力が社会的に許容される』と教わることになり、暴力を学習しやすいことを示した研究があります。

ただし、アンパンマンには、バイキンマンをやっつけるシーン以外にもたくさんのシーンがあります。例えば、困っているキャラクターに声をかけて話を聞いてあげたり、慰めてあげたりするシーンもあります。そのようなシーンからは、優しいアンパンマンがみんなに好かれているということも、同時に学習するでしょう」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190811-00046060-otonans-life
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取得元:You Tubehttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1992921.html