部活の「女子マネ」はルッキズム・性差別の温床として批判高まる
学生スポーツで人気の箱根駅伝は、参加できるのは男性選手のみ。高校球児の聖地である甲子園球場も、2021年に初めて女子大会の決勝戦が開催されるまで、女子選手には閉ざされた舞台でした。性別を理由に出場などが叶わないものの、中には憧れの舞台に携わりたい、大きな舞台に立つ選手をサポートしたい…と男子チームのマネージャーの門戸を叩く学生も少なくはないでしょう。
その一方で、掃除や洗濯、炊事など“シャドウ・ワーク”に徹し、男性が主体のチームへの貢献や自己犠牲が“美談”として取り上げられることは、男性を女性が支えるという古い「女性的役割」の押し付けだとの指摘もあります。
(略)
学生スポーツでは性別によって役割が異なることもあり、男子マネージャーが部のマネジメントなど責任ある立場を担う一方、女子マネージャーは道具の準備や身の回りの雑用など裏方に徹するケースも見られます。また、「可愛い女子マネがいるとモチベーションが上がる」などの声が聞かれるなど、ルッキズムや性的ハラスメントの問題も抱えているように思います。
日本の社会で専業主夫や男性育休の割合が低いように、女子部員を支える男子マネージャーは稀有な存在です。女子マネージャーを取り巻く現状は、社会の縮図ともいえます。女子マネの在り方や役割に対する批判は、女子マネ個人に寄せられるべきものではなく、そうした役割を当たり前かのように扱ってきた社会の問題として捉えるべきではないでしょうか。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62df779ee4b000da2403ad90
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その一方で、掃除や洗濯、炊事など“シャドウ・ワーク”に徹し、男性が主体のチームへの貢献や自己犠牲が“美談”として取り上げられることは、男性を女性が支えるという古い「女性的役割」の押し付けだとの指摘もあります。
(略)
学生スポーツでは性別によって役割が異なることもあり、男子マネージャーが部のマネジメントなど責任ある立場を担う一方、女子マネージャーは道具の準備や身の回りの雑用など裏方に徹するケースも見られます。また、「可愛い女子マネがいるとモチベーションが上がる」などの声が聞かれるなど、ルッキズムや性的ハラスメントの問題も抱えているように思います。
日本の社会で専業主夫や男性育休の割合が低いように、女子部員を支える男子マネージャーは稀有な存在です。女子マネージャーを取り巻く現状は、社会の縮図ともいえます。女子マネの在り方や役割に対する批判は、女子マネ個人に寄せられるべきものではなく、そうした役割を当たり前かのように扱ってきた社会の問題として捉えるべきではないでしょうか。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62df779ee4b000da2403ad90
取得元:You Tubehttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2018459.html