ダウン症「みんな堕ろしているから自分も」陽性90%超が中絶…新型出生前診断の拡大がはらむ危険と怖さ

最新ニュース記事 , 2019年1月20日

1 名前:砂漠のマスカレード ★:2019/01/20(日) 13:58:36.52 ID:lERs/jFI9
WS001814小児外科医 松永正訓

2012年8月29日の読売新聞に、「妊婦血液でダウン症診断」「精度99%」という大きな見出しが掲げられました。13年4月から始まるNIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)の解説でした。NIPTは従来の出生前診断と大きく異なるため、「新型出生前診断」とも呼ばれました。


(略)

13年4月から17年9月までに5万1139人が新型出生前診断を受けました。検査で陽性(=異常)だった人は933人。このうち、妊娠を継続した妊婦は、わずか26人です。2.8% に過ぎません。胎児が子宮内で死亡した症例もありますが、羊水検査で確定診断を受けて、あるいは羊水検査を受けずに人工妊娠中絶を選んだ妊婦が90%を超えていることが報告されています。

(略)

新型出生前診断が一般診療化されたり、近所のクリニックで学会の指導もなく行われたりするようになると、その倫理観のバランスも崩れていく心配があります。「みんなが受けているのだから自分も受ける」「みんながダウン症の赤ちゃんを堕ろしているのだから自分も堕ろす」というふうに、私たちの意識が変化していったらそれは怖いことだと思います。

出生前診断には、劣っている者を排除しようという「優生思想」が背中合わせになっていることを忘れてはいけません。そして、「健常児を授かる」ことを最優先とし、優生思想を正当化してしまうことがいかに危険か、私たちは意識する必要があるのではないでしょうか。
 (※一部抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190120-00010000-yomidr-sctch
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取得元:You Tubehttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1986632.html