焼身自殺を図った男性を誰も助けず、スマホ撮影する群衆に「闇の世界のよう」
スマートフォンのカメラの性能が向上したことで、近年は事件や事故の映像が一般の人から提供されるものが多くなっている。そんな中、トルコで焼身自殺を図った男性の動画がSNSで拡散されたのだが、そこには火だるまになった男性を取り囲みスマートフォンで撮影する群衆の姿があった。『Yeniçağ Gazetesi』『The Daily Star』などが伝えている。
トルコ、イースタンブールの観光客で賑わうガラタ塔付近で現地時間5月31日の午後6時半頃、ひとりの男性がガソリンを被ったうえで自分の衣服に火を放った。炎はあっという間に男性の身体を包み、その直後に両腕を広げながら地面に両膝をついた男性は前のめりに倒れこんでしまった。
すると付近にいた観光客の多くは燃え盛る男性を傍観し、スマートフォンを取り出して一斉に撮影を始めたのだ。SNSで拡散されたその様子を撮影した動画には、立ち尽くしてじっと燃え盛る男性を見ている幼い男児とその父親と思われる親子の姿が捉えられており、近くにあるカフェの屋外席から眺めている人もいた。
残念なことに男性を炎から救おうとする人の姿はなく、最終的に付近の店のスタッフが消火器を使って炎を消した。SNSでは焼身自殺を図った男性についての様々な意見が飛び交う中で、
男性を助けようとせずスマートフォンで撮影している群衆について「狂気じみている」「闇の世界のようだ」といった声が多数あがり、次のようなコメントも見られた。
「彼らの優先順位は『1、焼身自殺している人と自撮り 2、SNSに投稿する 3、“いいね”の数を確認する 4、あとどのくらい“いいね”が集まるか期待する そして73番目くらいでやっと、燃えている人を助ける』 これが私たちが今住んでいる世界なんだ。」
https://japan.techinsight.jp/2022/06/masumi06031245.html/2
続きを読む
トルコ、イースタンブールの観光客で賑わうガラタ塔付近で現地時間5月31日の午後6時半頃、ひとりの男性がガソリンを被ったうえで自分の衣服に火を放った。炎はあっという間に男性の身体を包み、その直後に両腕を広げながら地面に両膝をついた男性は前のめりに倒れこんでしまった。
すると付近にいた観光客の多くは燃え盛る男性を傍観し、スマートフォンを取り出して一斉に撮影を始めたのだ。SNSで拡散されたその様子を撮影した動画には、立ち尽くしてじっと燃え盛る男性を見ている幼い男児とその父親と思われる親子の姿が捉えられており、近くにあるカフェの屋外席から眺めている人もいた。
残念なことに男性を炎から救おうとする人の姿はなく、最終的に付近の店のスタッフが消火器を使って炎を消した。SNSでは焼身自殺を図った男性についての様々な意見が飛び交う中で、
男性を助けようとせずスマートフォンで撮影している群衆について「狂気じみている」「闇の世界のようだ」といった声が多数あがり、次のようなコメントも見られた。
「彼らの優先順位は『1、焼身自殺している人と自撮り 2、SNSに投稿する 3、“いいね”の数を確認する 4、あとどのくらい“いいね”が集まるか期待する そして73番目くらいでやっと、燃えている人を助ける』 これが私たちが今住んでいる世界なんだ。」
https://japan.techinsight.jp/2022/06/masumi06031245.html/2
取得元:You Tubehttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2017026.html